Ichikikushikino-Tourguide2013

Ichikikushikino-Tourguide2013 page 10/72

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萬造寺斉生誕の地●いちき串木野市羽島●交通アクセス南九州西回り自動車道串木野インターより車で20分JR串木野駅より路線バス土川入口行きで22分「横須」下車徒歩5分萬造寺斉は、明治19(1886)年いちき串木野羽島に....

萬造寺斉生誕の地●いちき串木野市羽島●交通アクセス南九州西回り自動車道串木野インターより車で20分JR串木野駅より路線バス土川入口行きで22分「横須」下車徒歩5分萬造寺斉は、明治19(1886)年いちき串木野羽島に生まれました。明治41(1908)年東京帝国大学(現東京大学)英文科に入学し、与謝野寛の門下生となり石川啄木、高村光太郎、北原白秋などと交友を深めました。大正6(1917)年東京から京都に移り住み、全国の山々を踏破し、山嶽歌人とも呼ばれました。歌集「山嶽頌(さんがくしょう)」「憧憬(どうけい)と漂白(ひょうはく)」などがあります。昭和32(1957)年7月、70歳の生涯を閉じ、同年11月に文学葬が母校羽島小学校でおこなわれました。羽島浦黎明公園A-3(薩摩藩留学生渡欧の地)●いちき串木野市羽島●交通アクセス南九州西回り自動車道串木野インターより車で20分JR串木野駅より路線バス土川入口行きで25分「羽島小前」下車徒歩5分慶応元年(1865年)3月、いちき串木野羽島から五代友厚ら薩摩藩士の若者19名が、我が国最初の留学生としてヨーロッパに渡りました。一行は同年5月イギリスに着き、その後それぞれ欧州で産業や文化等を学びました。帰国後、それぞれの分野で日本の先駆的役割を果たし、日本に大きな功績を残しました。平成26年度に「薩摩藩英国留学生記念館‐SATSUMASTUDENTS MUSEUM-」が開館予定です。羽島崎神社●いちき串木野市羽島9090●交通アクセス南九州西回り自動車道串木野インターより車で20分JR串木野駅より路線バス土川入口行きで25分「羽島小前」下車徒歩15分A-3 A-3三国名勝図によると昔、往古天智帝の妃大宮姫が頴娃に下られる時、鏡を遺されこれを勧請して鏡大明神と呼ばれていた様です。現在御祭神は大己貴命、小彦名命です。また境内神社として菅原神社とゴンザ神社があります。ゴンザの祠と胸像は平成23年完成しました。ゴンザは江戸時代(享保13(1728)年)、薩摩藩主島津継豊の命を受け薩摩から大阪に船で貢ぎ物を届けに行く途中、嵐に遭い漂流してしまいカムチャッカ半島に漂着しました。その後、ロシアのサンクトペテルブルクに送られ、ロシア語を勉強し日本語学校の先生をしながら、露和辞典を完成させました。この辞典に羽島の言葉に似ている言葉があり出身が羽島だと考えられ平成22年、282年ぶりに故郷羽島に御霊が迎えられました。08いちき串木野観光ガイド