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更新日:2025年6月12日

住宅防火

いのちを守る10のポイント

住宅防火いのちを守る10のポイント

4つの習慣

  1. 寝たばこは絶対にしない、させない
  2. ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
  3. こんろを使うときは火のそばを離れない
  4. コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く

6つの対策

  1. 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する
  2. 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する
  3. 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、防炎品を使用する
  4. 火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく
  5. お年寄りや体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確認し、備えておく
  6. 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う

空地や空家に対する火災予防!!

人が容易に出入できる空地や空家は、たばこの投げ捨て、火遊び、放火などによる火災発生のおそれがあります。該当する空地や空家の所有者、管理者、占有者は、火災予防上必要な次のようなことに心掛けてください。

空き地火災

空地の火災予防

  • 雑草(特に枯草)は除去する。
  • 木クズ・紙クズなど容易に燃えやすいものは除去する。

放火

空家の火災予防

  • 人が容易に出入りできないように施錠する。
  • 空家の周囲に燃えやすいものを置かない。
  • ガスや電気を遮断する。

住宅用火災警報器を設置しましょう!

(住宅火災から大切な生命を守るために)

消防法が改正され、全国一律に住宅用火災警報器等の設置が義務付けられました。

設置場所

就寝の用に供する居室(寝室)、寝室がある階の階段などに設置します。
(例示:住は住宅用火災警報器)

例1

居室設置例平屋例

設置個数:1個

例2

居室例

設置個数:2個

例3

設置基本

設置個数:3個

なぜ住宅に「火災警報器」が必要なのでしょうか?

住宅火災から大切なご家族を守るために大切な役割を果たしています。

住宅用火災警報器は定期的に点検を行いましょう

正常な場合は?

警報器の正常な作動

正常を知らせるメッセージまたは火災警報音が鳴ります。

音が鳴らない場合は?

警報器の異常

電池がきちんとセットされているか、確認してください。

それでも鳴らない場合は、「電池切れ」か「機器本体の故障」です。取扱説明書をご覧ください。

その他の注意事項

  • 器種により点検の方法は「ひもをひく」あるいは「ボタンを押す」と異なります。
  • 最低1年に1回は点検を行いましょう。
  • 警報音は家族で確認しましょう。
  • 電池の寿命は警報器の種類で異なります。
  • 住宅用火災警報器は10年を目安に交換をお奨めします。

住宅用火災警報器に関するお問い合わせはこちら

九州一斉住宅用火災警報器普及啓発キャンペーンの実施について

住宅火災による被害のさらなる軽減を目的として、九州の各消防本部が一斉に住宅用火災警報器設置の徹底及び適切な維持管理の周知を行う取組み、「九州一斉住宅用火災警報器普及啓発キャンペーン」を実施いたします。鹿児島県内すべての住宅に住宅用火災警報器が義務付けられた平成23年6月1日から令和3年6月1日で10年を迎えました。住宅用火災警報器は、古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで火災を検知しなくなることがありますので、機器本体を取り替えましょう。

住宅用火災警報器の奏功事例

住宅用火災警報器の奏功事例を紹介します。

発生日:令和7年1月~3月

焼損程度

 部分焼

出火原因

 こんろ火の燃え広がり

発見の状況

 1階台所から出火し、居住者が火災に気付き消火を試みるも消火に至らず。住宅用火災警報器の鳴動で、隣接建物の住人が警報音に気付き屋外を確認したところ、火元建物の窓から煙が上がっていることを発見。隣接建物の住人が持っていた携帯電話で119番通報したもの。

発生日:令和7年1月~3月

焼損程度

 ぼや

出火原因

 線香

発見の状況

 居住者が外出先から帰宅後、寝室の住宅用火災警報器が鳴り出したため確認したところ、部屋の中が煙で充満していることを発見、119番通報したもの。

発生日:令和7年1月~3月

焼損程度

 非火災

出火原因

 カセットコンロの消し忘れ

発見の状況

 隣室の住人が住宅用火災警報器の鳴動音と焦げ臭いにおいに気付き発見、隣室の住人が119番通報したもの。

発生日:令和5年1月

焼損程度

 ぼや

出火原因

 電気配線被覆の発熱発火

発見の状況

 住宅の1階で使用していた電気マッサージチェアのモーターが過熱し、接していた配線被覆が溶融し発火、発生した煙で、1階廊下部分に設置の住宅用火災警報器が鳴動したもの。居住者の男性が、住宅用火災警報器の警報音に気付き、室内を確認したところ、1階に白煙が充満しているのを確認し、道路向かいの消防署に駆け込んだもの。男性に怪我はなく、建物への焼損もなかった。

発生日:令和5年1月

焼損程度

 全焼

出火原因

 調査中

発見の状況

 一人暮らしの高齢者女性が、自宅の居間で、廊下に設置している住宅用火災警報器が鳴動しているのに気付き、隣接する寝室の戸を開けると、タンス付近が燃えているのを発見。住居人は避難し怪我等無し。通行人が119番通報を行い、消防隊が駆けつけ消火活動にあたるも、現場到着には出火建物は最盛期であり、1棟全焼となる。

発生日:令和3年12月

焼損程度

 部分焼

出火原因

 アセチレンガス切断機の溶断火が壁内の木材に着火

発見の状況

 屋外階段の改修工事をしていた男性が、休憩中、住宅用火災警報器の警報音に気付き、屋根から煙が出ているのを発見、119番通報したもの。

発生日:令和3年7月

焼損程度

 ぼや

出火原因

 落雷により出火した疑い

発見の状況

 火元者の男性は、妻と2階の寝室で就寝中、1階の台所にある住宅用火災警報器が鳴動していたため確認に行ったところ、リビングが白煙で充満しており、テレビ付近で炎を発見し、燃えているケーブル類を金属容器に入れ雑巾で覆い、水をかけ消火したもの。

発生日:令和3年2月

焼損程度

非火災

出火原因

トラッキング現象

発見の状況

 在宅中に住宅用火災警報器が鳴ったので紐を引いて停止。3回繰り返したので各部屋を確認すると、玄関付近で焦げ臭さはあるが煙・炎は無し。玄関隣の部屋を見ると壁埋め込みコンセントと延長コードコンセント差し刃が一部黒くなっていたので抜いた。その際にコンセント受け口と差し刃は熱くなっていたが、早期発見により火災に至らなかった。

発生日:令和3年1月

焼損程度

損害なし(鍋の空焚き)

出火原因

ガスコンロの火の消し忘れ

発見の状況

 煮物を作るためコンロに火をつけたが、その事を忘れて隣室で寝ていたところ、居間に設置の住宅用火災警報器の鳴動に気付き、煙が充満し火点が発見できなかったため、119番通報し、到着した消防隊によりコンロの火を止め、火災には至らなかった。

発生日:令和3年1月

焼損程度

ぼや(爬虫類飼育用ランプ、畳、床板、全自動掃除機を焼損)

出火原因

爬虫類飼育用ランプが飼育ケースから転倒落下、ランプ部が畳に接触して発火したもの。

発見の状況

 2階で就寝していた男性が、1階の和室に設置してある住宅用火災警報器が鳴動した警報音で火災に気付き、同居する妻に知らせ、浴室内にあったプラスチック製容器に水を汲み初期消火を実施したもの。

お問い合わせ

いちき串木野市役所消防本部予防課予防係

〒896-0026 鹿児島県いちき串木野市昭和通133番地1

電話:0996-32-0119

ファクス:0996-32-4396

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