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更新日:2025年4月1日
予防接種とは、病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするために、ワクチンを接種することをいいます。ワクチンを接種した方が病気にかかることを予防したり、人に感染させてしまうことで社会に病気がまん延してしまうのを防ぐことを主な目的としています。また、病気にかかったとしても、ワクチンを接種していた方は重い症状になることを防げる場合があります。
ワクチンを接種することにより、多くの方は免疫を獲得できます。ただし、ワクチンの種類によって効果(免疫がつく)が得られる割合は異なります。またワクチンの種類によって、獲得した免疫が薄れていくまでの期間は異なります。
ワクチンの接種により、副反応(副作用)が起きることがありますが、多くは、発熱したり、注射した部分が腫れるといった、比較的軽く、短期間で治るものです。ごくまれに、重いアレルギーなど、重症の副反応が起きることがあります。
日本では、ワクチンの安全性を確認するため、ワクチン接種後に生じた症状について継続的に情報収集を行っています(副反応疑い報告制度)。また、収集した情報について、国の審議会(副反応検討部会)で報告し、定期接種として広く皆さまに接種していただく上で安全性に問題が無いかを専門家が評価しています。
これまでに国に対して報告された新型コロナワクチン接種後の副反応が疑われる症例については、下記のリンク先(厚生労働省ホームページ)をご覧ください。
定期接種によって、接種を受けた方に何らかの健康被害が発生した場合に、医療費・障害年金等を給付する健康被害救済制度があります。症状をお持ちの方からの申請を受けて、国が設置する審査会(疾病・障害認定審査会)が審査を行っています。
詳しくは、串木野健康増進センター(電話番号:0996-33-3450)にご相談ください。
接種後に起きた症状とワクチンとの因果関係の考え方について、副反応疑い報告制度では医学・薬学的観点から総合的に判断する一方で、健康被害救済制度では厳密な医学的な因果関係を必要としない等、考え方に違いがあります。前者の制度で評価できないとされた事例でも、後者の制度で認定される場合があります。(厚生労働省HP:新型コロナワクチンQ&Aから抜粋)
詳しくは、下記のリンク先(厚生労働省ホームページ)をご確認ください。
任意接種による健康被害の救済制度については、
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)(外部サイトへリンク)のホームページをご覧ください。