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更新日:2023年9月1日

学校再編説明会

「学校再編保護者・地域説明会」を開催しました

1 参加者

学校再編説明会開催状況

・学校再編に係る保護者・地域説明会を6月22日から7月19日にかけて、午後7時30分から、学校体育館など9会場で行いました。夏休み期間中の暑い時期ではありましたが、保護者196人、地域住民93人、学校関係者など34人、合計323人の皆様の参加をいただきました。説明会では、多くの質問・意見等をいただき、ありがとうございました。出された質問、意見等は次のとおりです。

2 説明会で出された主な質問・意見等

(1)再編計画について

質問・意見 回答
 学校のあり方に関する協議をどのように進めてきたのか。
 また、学校再編基本方針・第1次(中学校)再編計画はどのような経緯で作られたのか。
 平成24年度から25年度にかけて、学校代表、保護者代表、地域代表、教育委員、高等学校長など計25人で構成された「小・中学校規模適正化検討委員会」を設置し、学校の適正規模、適正配置等について協議を行い、平成26年1月に学校規模等の適正化について提言書が出された。
一方、本市では、学校統廃合基準を設け、これまでできる限り学校を残す方針で取り組んできた。
 しかしながら、昨今の急激な児童生徒数の減少を考えると、教育環境を整えるためには、学校再編を進めるべきであるという観点から、令和3年度から教育委員会事務局と市長部局で構成された「学校統廃合検討会議」を設置し、適正化委員会の提言書等を踏まえながら学校再編について協議してきており、令和5年3月に学校再編基本方針等を策定した。
 もっと早く保護者・地域に説明すべきではなかったか。  令和5年3月に学校再編基本方針や第1次中学校再編計画を策定したことを受け、7~8月に説明会を開催した。
 学校再編基本方針・中学校再編計画は決定なのか。  出された意見について検討しながら、急速な生徒数の減少を考慮し、令和8年4月1日の統合を目標に進めたい。
 串木野中学校に統合するのか、新しい学校を造るのか。  新しい学校は、串木野中学校の施設を利用する。
 学校の名称は「串木野中学校」とするが、4校を再編して新しい学校とする。校章、制服等再編に伴い検討が必要な事項は、開校準備委員会を設け協議する。
 市来中学校は数年後には1学年1クラスになる。今後、再編は考えられるか。  歴史的経緯、地理的環境を考慮し、串木野地域、市来地域ごとの再編とした。生徒数を考慮すると、今後さらに再編を検討する時期が来ることも想定される。
 義務教育学校(9年制)は検討しないのか。   市来小学校、川上小学校、市来中学校を義務教育学校にしたらどうかという観点で検討した経緯がある。学校の設置場所や今後の児童生徒数など課題も多い。地域の意見等を聞きながら検討したい。
 小学校の再編はどう考えているか。  中学校の再編が整い次第、検討を始める。

 

(2)環境変化に伴う生徒への配慮について

質問・意見 回答
 再編に伴い不安を感じる生徒もいると思うが、どのような対応を考えているか。  統合される学校の教員を新たな中学校へ赴任できるよう県へ配慮をお願いしたい(知っている先生の配置)。また、再編前に生徒の交流機会の確保に努めたい。
 再編される学校の生徒は、令和6年度の中学1年生から新たな学校となる串木野中学校に入学できないか。  本来通学すべき中学校の学級編成に支障を来すので難しい。
 生徒が交流できる機会を設けてほしい。  学校と協議して交流の機会を設けるように対処したい。再編までには、少しでも交流が深まっているよう対応したい。
 新たな中学校では、1クラス30人以下の学級編成はできないか。  学校編成については、現在のところ、県の基準により、中学校は1クラス40人とされている。40人を超えると2クラスになり、1クラス20数人となる。
 現在、特別支援学級に通っている。再編後も特別支援生徒は配慮されるか。  現在、特別支援学級に在籍している児童は、再編後も、原則特別支援学級に在籍することになる。
 再編後、大きな学校になじめない生徒のため、フリースクールなどの検討はできないか。  スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、心の教育相談員を、不安を抱える生徒の相談窓口として活用していきたい。
 また、学校へ行けない児童・生徒のために、市来地域公民館に教育支援センターを設置しているので、児童・生徒の学習支援等を図っていきたい。
 学校再編を受け、串木野地域に特別支援センターはできないか。  設置場所等の課題がある。検討したい。

 

(3)部活動について

質問・意見 回答
 部活動が地域へ移行すると聞いているが、どうなるのか。  本市では、「地域活動推進協議会」を設置し、協議を進めている。今後、地域移行に向けた課題や部活動運営の適正化に向けた課題について、検討・協議していく。
 現6年生は、中学3年時に中学校が再編され新チームになる。新チームでの大会参加は厳しくないか。  開校準備委員会を設け、部活動の種類等再編に伴い検討が必要な事項について協議する。新チームの編成についても課題の一つとして検討したい。
 再編後、現在ある部活動は確保されるか。  学校・生徒の意向を踏まえ、部活動の種類等について、開校準備委員会で協議・検討する。
 市来中も部員数の少ない部活動がある。市全体で対応できないか。  必要に応じ、合同部活動の可能性について検討したい。

 

(4)制服について

質問・意見 回答
 制服や体操服はどうなるのか。お下がり等についても使用できるように配慮してほしい。  各学校の代表者等で構成する開校準備委員会で協議していく。各学校の制服等については、統合後もしばらくの間は使用できるように配慮したい。

 

(5)スクールバス・通学について

質問・意見 回答
 スクールバスは有料か。  無料である。
 スクールバスは、部活動にも対応しているのか。  放課後は、通常時と部活終了時の2便運行することで協議を進めることとしている。
 自転車通学はできないか。  自転車通学は学校長が判断することになるが、開校準備委員会でも協議した上で調整したい。

 

(6)その他の意見等

質問・意見 回答
 数年前に小中一貫校について話があったが、どうなっているのか。  羽島地区、生冠地区において、小中一貫校について検討したが、地域の意見を踏まえ見送った経緯がある。児童生徒数を踏まえると、現在のところ、同地域で小中一貫校を進める考えはない。
 再編後の学校跡地利用は決まっているのか。  現在は再編計画について説明している段階であり、学校跡地利用は決まっていない。
 まずは再編に向けた作業を始めようとしているところであり、跡地利用については、今後、市長部局と一体となって検討・協議していく。
 学校再編の情報については、できるだけ早く提供してほしい。  今後、開校準備委員会等で協議された内容については、会報や市の広報紙を通じて随時お知らせする。
 これまで地域と連携した教育に取り組んできたが、学校再編により地域との連携は図れるか。  地域とともにある学校づくりを目指し、学校運営協議会等において、地域の声を積極的に生かした学校づくりを進め、学校・地域が一体となって取り組める体制の構築に努める。
 また、学校、保護者、地域が協働した体制を構築し、子どもたちが地域の芸能、文化、歴史、自然等について学習することで、地域芸能等に協力する心の醸成に努め、行事等への積極的な参加を促していきたい。
 複式学級の先生は大変だと感じるが。  複式学級の担任は、通常学級と比べ2学年分の授業の準備をしなければならないため、大きな負担となっている。

 

お問い合わせ

いちき串木野市役所教育総務課教育総務係

〒899-2192 鹿児島県いちき串木野市湊町1丁目1番地

電話:0996-21-5126

ファクス:0996-36-5228

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