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更新日:2022年12月12日

いちき串木野市の漁港

串木野漁港

串木野漁港外港を出航するマグロ漁船

いちき串木野市には、第1種から第3種まで5つの漁港があります。

  • 串木野漁港(第3種漁港)
  • 羽島漁港(第2種漁港)
  • 土川漁港(第1種漁港)
  • 戸崎漁港(第2種漁港)
  • 市来漁港(第1種漁港)

第1種漁港とは、その利用範囲が地元の漁業を主とする漁港です

第2種漁港とは、その利用範囲が第1種漁港よりも広く第3種漁港に属さない漁港です

第3種漁港とは、その利用範囲が全国的な漁港です

串木野漁港

木野漁港は、鹿児島県吹上浜の北端に位置し、西は前面に甑島をひかえて東シナ海に面し、枕崎・阿久根港とともに県下有数の漁業の根拠地となっている。
の港は、五反田川河口にできた五反田川船溜まりと、照島と照島海岸の間にできた島平港や長崎鼻の末端部にあり、江戸時代に外国との交易のあった小瀬船溜まりが中心であった。現在では内港・外港・小瀬船溜まり・五反田川船溜まり・屋敷船溜まりに分かれている。
島近海を漁場とするイワシ・アジ・サバの水揚げに適した良港として、大正10年12月築港起工、昭和26年9月第3種漁港の指定を受けた。漁船の大型化に伴い、昭和57年串木野漁港外港建設に着手し、平成2年度から供用開始している。現在では、400トンクラスのまぐろ漁船やまき網漁船が出入港し、第3種漁港としての機能を果たしている。また、串木野漁港外港はまぐろ漁船の母港基地としての活用がされている。
瀬船溜まり・五反田川船溜まりは、沿岸漁船の船溜まりとして活用され、沿岸漁船やプレジャーボートが係留している。
敷船溜まりは、県漁協島平支所を主体とした沿岸漁業の拠点であり、串木野漁港の一角として整備が進められている。
た、島平港として照島公園の内側に、遊漁船等を漁港から分離するためフィッシャリーナを整備、令和2年7月からは全国に175の港がある海の駅ネットワークに加入し、海洋レクリエーションの基地として利用されている。

羽島漁港

島漁港は、羽島崎や沖之島など岩礁地帯に囲まれた静穏な港で沿岸漁業の根拠地であり、浜中港は1865年(慶応元年)に五代友厚や森有礼等19名の留学生がヨーロッパへ渡航した場所でもある。
瀬港(羽島漁港)と浜中港に分かれ、大正4年10月築港起工、昭和37年7月第2種漁港の指定を受けた。
港長期整備計画の推進により、防波堤の延長や改良を行い港内混雑の緩和や静穏度が改善された。
た、平成15年度末に浮き桟橋が完成、平成29年4月から令和5年3月にかけて臨港道路の建設も行われるなど漁港整備を進めている。
成17年度には、水産庁が漁村に残る歴史的価値の高い施設や史跡として認定する「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選定された。

土川漁港

川漁港は、土川川の河口にあり、昭和9年県干害対策事業に基づき地元の方により築港されたが、昭和23年・26年の度重なる台風によって被災し、昭和28年第1種漁港の指定とともに昭和31年築港計画がなされ、昭和32年5月に竣工した。
川は、海と山に囲まれた狭い平地の中央を土川川が流れ、それを境に北側が薩摩川内市、南側がいちき串木野市と行政区が分かれている。土川漁港はいちき串木野市・薩摩川内市の漁業者が利用し、管理をいちき串木野市が行っている。
成5年度から局部改良事業で西防波堤の築造、岸壁、物揚場、船揚場等の整備が年次的に行われ、平成12年度で全ての基本施設が完成した。

戸崎漁港

崎漁港は、薩摩半島西岸の吹上海岸の北端に位置し、周辺海域は魚の宝庫といわれる東シナ海を有する。沖合ではばっち網・船びき網等の引き網漁業が行われおり、また沿岸部は岩礁が発達した好漁港となっており、刺し網等の沿岸漁が盛んである。
和27年5月に第1種漁港に指定され、その後昭和46年7月に県管理漁港である第2種漁港に指定されて以来、年次的に防波堤や護岸等の漁港施設が整備されている。
穏度を保つために東側にあった港口を西側に変更し、高さ10m以上の護岸の整備や西防波堤の改良、平行式浮桟橋、2500平方メートルの野積場、道路の整備を実施、さらに上架施設の整備や荷捌き施設、活魚施設の改修工事も実施することにより、陸揚・準備作業の効率性が向上するとともに労力の削減が図られ、作業環境が改善された。
た、漁港整備と併せて、背後集落は漁業集落排水設備事業等により生活環境の整備もなされ、沿岸漁業基地としての機能強化が図られている。

市来漁港

来漁港は、八房川と大里川の河川合流地点に位置し、昭和26年9月に第1種漁港の指定を受けて以来、漁港整備を進めてきたが、河川合流部分に漁港が位置することから水深が浅く出入港に支障をきたしており、また係留施設も不足していたため、河口左岸側に昭和63年第8次漁港長期整備計画より新漁港の計画整備を進め、平成21年度で補助事業は終了している。
成29年度には機能保全計画を策定し、沖防波堤の根固ブロックの移動・洗堀、導流堤の欠損、-2m物揚げ場のエプロン沈下、泊地・航路の土砂堆積等の診断がなされた。
和2年度には外港航路の浚渫、令和3年度には沖防波堤の根固めの改修を行った。

お問い合わせ

いちき串木野市役所水産商工課水産港湾係

〒896-8601 鹿児島県いちき串木野市昭和通133番地1

電話:0996-33-5637

ファクス:0996-32-3124

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