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更新日:2024年10月10日
川上の内門集落の一部では、毎年3月の桃の節句に合わせて人形を持ち回りし、女性だけで集まり料理を作って飲食談笑する行事が行われていました。
いつ頃から始まったかは不明ですが、聞き取り調査によると、少なくとも大正期以前から行われていた可能性があります。
人形はお社風の黒塗り箱に入っており、お賽銭袋と一緒に持ち回りされていました。女の子の誕生があった家で持ち回りされており、桃の節句と重なっていることから、女の子の祝いの行事であったと考えられます。
近年、子どもが少なくなりこの行事を続けるのが難しくなったため、令和5年の集まりを最後に行われなくなりました。
講とは
地域社会を主な母体として、信仰、経済、職業上の目的を達成するために結ばれた集団。
「もえ」「もやい」などとも呼ばれていた。
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